フェイスブックでの代表の日々の投稿

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2011年10月29日土曜日

業務連絡等

①NPO法人化手続き状況について
 京都府認証を頂きまして、登記申請を行いました。11月上旬に府へ完了報告の予定です。

②城陽工房活動日について
 太陽生命さんの助成金のおかげで、今までお借りしていた文化パルク城陽内の寺田コミュニティセンターの一ヶ月先までの予約という限度より随分先が借りられる、同館内の文化パルクさん担当分会議室を借りる事に致しました。金額については、コミュニティセンターは市外事業者による活動については5割増し料金という事でしたので、その点を考えますと、文化パルクさんを借りるのと大差がなく、また文化パルクさんの会議室であれば四ヶ月先が借りられる点が私達としては、チラシの配付などにおいても余裕がもてますので、良いと判断しました。
 よって、今年度事業においては、太陽生命さんの助成金の活用によって、若干お高いですが、極力文化パルク城陽さんの会議室をお借りする事とし、申請を致しました。また、その申請においては、営利目的などを問われ、事務手続きの審査がありました。ヒアリングと書類の提出によって、審査はクリア致しました。お借りしてきた1月末までの日程を左の工房情報のところに記載致しました。
 また、文化パルクさんの会議室が満室でとれなかった分に関しまして、追加で寺田コミュニティセンターのお部屋を一ヶ月以内分ですが、11月の2曜日についてお借りしてきました。それについても活動日を記載しております。

③助成金の採択を頂きました。
京都地域創造基金さんが募集された若年認知症サポートファンドについて、
2種類のファンドに申請し、1種類についてを採択頂きました。
また、否採択となった1種類については、当団体での採択は得られず、
事業は行えませんが、当団体としましては、
採択された団体であるエクスクラメーションスタイルさんに、
当事者の能力範囲など、様々な情報(もちろん個人情報を含まない)を提供し、
若年認知症の当事者の心のよりどころとなる「はたらく」場所が、
エクスクラメーションスタイルさんによって、できることを期待しています。
ファンドについては下記URLをご確認ください。
http://www.plus-social.com/cn9/cn13/jnsf_jyoseisaki.html

④全国若年認知症協議会全体会及びフォーラムについて
2012/1/28-29 群馬県にて行われます。
当会も加盟しております。
当会からの会議及びパネル展示への参加を検討中です。
交通費と宿泊費は出ますが、何せ遠いので。。。

⑤NPO法人化による会員制度改定について
法人化以前にご登録頂きました方で、
現在活動に参加できない状態の方(本人入院中、介護家族も体調が悪くなったなど)も含め、
継続意思の確認もかねて、再度法人に対しての入会登録を御願い致します。
11月3日以後入会を受けつけさせて頂く予定をしております。
申請書類については、現在作製中です。
ご希望の方は、ご連絡ください。

2011年10月8日土曜日

活動日及びご報告

活動日のご案内
 ① 認知症ホッとタイム♪
     2011/11/20
     2011/12/18
     2012/1/8
 ② 認知症予習講座「第三回暮らしの中の認知症講座」
     (1)2011/10/16
     (2)2011/10/30
 ③ 城陽工房
     2011/10/15
     2011/10/20

内容及び申し込み方法、時間や場所については、このブログの左の柱に記載してありますので、ご覧ください。


NPO法人化手続きの経過について
 縦覧期間が終了しました。

販売実験事業について
京都府のSKYフェスティバル(2011/9/17.18)において、アクティブ団体紹介展示ブースでの、啓発及び広報、作成物の販売事業を終了致しました。

今年度の活動における助成金申請の採択状況
 ・京都新聞社会福祉事業団
 ・太陽生命厚生財団
 ・京都府地域力再生プロジェクト推進事業

現在申請中の助成金等
 ・都福祉事業協会
 ・ファイザー

調整中の事業
 ・法人化記念シンポジウム
 ・施設事業
   (協力して頂いている団体等)
     きょうとNPOセンター様
     エクスクラメーションスタイル様
     京都地域創造基金様
 


 

 

2011年4月22日金曜日

業務連絡等

① NPO法人化手続き
 設立総会を去る2011年3月13日に行いました。NPO法人としての代表は私ではありません。名前の公開はまだ許可いただいてないので書けませんが。私はといいますと、常務理事です。業務内容は変わりません。また、法人の京都府からの設立認可がおりるまでは、既存のNPOとしての「認知症友の会」で活動を継続します。「NPO法人認知症友の会」は、秋頃からになるのではないかと予測しています。2011年4月下旬認可申請に行きます。
② 2011年4月~一年間の運営及びストレスケアプログラムの実施費用として、京都新聞社会福祉事業団様から、30万円の助成を頂きました。
③ 本年度、宇治市社会福祉協議会様のサロン助成は、会員会議の元、申請をしない事と致しました。
④ その他助成金申請中です。

⑤ 2011年5月1日、3日、4日のゴールデンウィーク中(雨天お休み)、宇治橋通り商店街にある、「つむぎ」(NPO法人働きたいおんなたちのネットワーク様の事務所)をお借りして(無償貸借ですありがとございます)、 3月より交流会やプチ(臨時)交流会で試作中のアクセサリー類を販売します。携帯ストラップ、キーホルダー、ネックレス、腕輪など、色々です。今後革細工の携帯電話入れなど、男性の認知症患者さんが作るものも販売できるようにと考えています。現在の品物は、押さえてもらったり、多少手伝っていただいて作製したものと、介護家族が作ったものです。写真の中のビーズっぽいのは、天然石です。すべての売り上げは、運営費用となり、次の原材料の仕入れに使います。販売員コスト、販売員駐車場等の旅費は売り上げからは出しません。連休に宇治に観光に来られる方は、お立ち寄りください。販売は家族と本人で行います。販売時間は10時30分~15時30分です。
⑥ 2011年5月5日 文化パルク城陽内寺田コミュニティセンター美術工芸室にて、14時~16時に、プチ交流会として「認知症友の会 城陽工房」を開催します。販売成果の報告会と、5/14の京都文教大学さんでの販売物の作製などをします。孫達は、文化パルク城陽のプレイルームで遊んで過ごす事が可能です。
⑦ 2011年5月14日 10時~17時半 京都文教大学の「サロン・ド・パドマ」にて、「脱力系フェスタ!!」という、障害者理解のフェスティバルがあります。主人公は、障害者。すべてのイベントが、障害者主体で行われます。トークイベント、舞台、紙芝居、ライブ、出店などがあり、私達も物販に参加します。あ、イベント中の司会も一部私と父と、うちの支援会員の学生さんとで行うのでした。(汗)というわけで、子供連れでも大丈夫な文化祭みたいなものかなぁと思ってますので、孫とでもいつ書にお越し下さい。向島駅から文教大行きの無料バスがあります。駐車場はありませんが、車で来たい方は、私の方までご相談ください。

⑧ 2011年5月15日 認知症ホッとタイム ゆめりあうじ で14時~16時です。個別相談のみ要予約の16時~17時。昼食会はお天気次第。またご連絡差し上げます。
⑨ 2011年5月21日 14時~16時 城陽市の文化パルク城陽内、「寺田コミュニティセンター美術工芸室」にて、「認知症友の会 城陽工房」を行います。五月の4日間のお試し販売の報告会と、商品開発などを行います。
⑩ 2011年5月28日 宇治橋通りの「つむぎ」さん前で、物販するかも。まだわかりません。(汗)

認知症の方は、進行されます。
交流会で交流可能なレベルから、交流不可能なレベルになられて、支援者が必要であっても、現在支援会員が不足しており、おのずと介護者のみの参加で、デイ等を利用している間に来てくださいという事になっております。
交流会なので、本人の交流能力のある間だけが、当会の本人参加可能範囲となっています。
交流能力はないが本人を連れてしか出かけられない、相談したい事がある方は、個別相談をご予約ください。
初期軽度の方で、介護保険施設では何らかの不適応があり、その受け皿としての交流会と考えています。
また仲間を作り、共に認知症ライフを前向きに生きようというのが目的です。
ご理解とご協力の程宜しく御願い致します。
 認知症友の会 吉田照美

2011年3月15日火曜日

2011年3月15日付け業務連絡と、震災について個人的な意見

・去る3/13に、NPO法人設立総会を開催致しました。
・現在まだ全容のつかめていない、また原発の状態が安定しない震災状態の中ですが、
3/13に交流会と法人設立総会を予定通り開催しました。
理由としましては、私の父を見ていてもわかる事ですが、テレビとだけお友達状態で、日々家にひきこもっている本人にとっては、震災のニュースばかりである事は、本人の心の中で水面下に不安感が蓄積していると思います。そこで、会員の皆様にとっても、家でテレビを見て過ごす事よりは、会の活動に出ていただく事で、少しでもそのマイナス影響の蓄積を防ごうと考えました。
開催して思いました事は、やって良かったという事です。
また、ご家族の方で、震災があろうとなかろうと、蓄積していく日々の葛藤や不安、悲しみをため込んでおられる方にとっては、交流会で仲間に話せる機会は、とても重要なものであり、来られた時の沈んだお顔が、帰られる時には少し温かい表情になっておられた事も、嬉しかったです。

直接の被災のない地域ではあるものの、ストレスに弱い仲間の為に、私にできる事をしようと思っています。

今回の震災でお亡くなりになられた方に追悼の意を表すと共に、関西に在住の私達にできる事を考え、特に全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会等を通して、同じ若年認知症の被災地域の家族会等に支援が必要であれば、できる範囲ですが協力したいと考えています。

インターネット環境のあるご家庭では、日本のテレビだけを見ず、BBCなどをCS放送や、ユーストリームでの外国人記者クラブでの有識者記者会見などを確認するようにしてほしいと思います。
日本の政府が公開した情報による日本の放送局の報道だけでなく、他国の有識者の見解など、日本ではあまり報じられていない客観的な情報を得て、判断される事を個人的にお勧めします。
震災と津波の被災者の方だけでなく、原発となると日本全国の被災問題となりかねませんので、遠いからと過信せずに、正確な情報の収集を行って、冷静に備えて対応しましょう。
特に介護中の方は、考える余裕もないかもしれませんが、これを機に親族と連絡を取り合っておくなど、普段は孤独な介護をしているかもしれませんが、自分達の存在を他の誰かに伝えておきましょう。

神戸の震災も、被災地以外では、あまりにもショッキングな映像が流れ、焼け野原と言われたところから、希望の火を皆が心に灯し、復興に向けて心を砕きました。
今回は何倍規模もの天災と人災(原発の事故は作った人間のせいと思います)が起きましたが、命がある人すべてが、希望の火を心に灯して、被災地域の皆さんと共に復興に向けて頑張っていきましょう。

京都ではボランティアセンターの皆さんが、現地に向かう事を止めておられます。
ボランティアに今行く事は、二次罹災や、現地な貴重な物資の消費につながったりします。
また、原発の様子もありますので、被災者を増やす事になりかねません。
神戸の時は、神戸に被災者住宅が造られましたが、今回は現地にというわけにはいきません。
現地から避難してくる方を受け入れる態勢を作るなど、地方でできるボランティアがあります。
認知症の人など障害のある方を預かる事、子供達を預かる事、ペットを預かる事も、神戸の時は、近隣市町村が頑張りました。
今回は近隣市町村も随分被災しており、東北関東地域ではそのような事が困難である為、我々西日本地域で受け入れ態勢を整える方が良いと思います。
避難生活について、そろそろ政府が本格的に考えてくれると良いなと思うのですが。。。。
ダメなら、関西のボランティアの人たちで、受け入れ態勢を作って、被災者に遠慮無く来るように呼びかけるしかないと思います。

2011年2月2日水曜日

2011年2月1日付け業務連絡

認知症友の会は、「全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会」に参加する事となりました。

認知症友の会は、現在NPO法人格を取得する為の準備をしています。「非営利特定法人認知症友の会」の設立総会を3月に予定しています。

NPO法人化後は、私は理事兼事務局長等として実務を執り行い、代表理事は別の当事者のご家族が行ってくださいます。

また、今後の活動については、現在行っている活動を行い続けると共に、近隣他市町村での交流会の開催や、行政や地域包括、社協などとの協働による、当事者に関する対応研修や、当事者の暮らしを紹介し啓発や社会的理解の促進など、様々な活動を展開していく所存です。

会員制度の変更は予定しておりませんので、会費無料で当事者さんが参加できるように継続していきます。賛助会員の募集については、法人化以後賛助団体会員の募集を強化します。
活動に直接参加できないが、タイガーマスク現象のように、何らかの形で、若年で発症した認知症の患者さんと、そのご家族に支援をしたいという方は、ぜひお金やモノ、様々な形でご支援頂きたいと思っています。

若年認知症になったら、どう困るのか疑問がある方は、ご遠慮なくお問い合せください。困っている事は、経済的であったり、外出支援であったり、旅に行きたいが宿泊受け入れや飲食店に困るなど、色々な事があります。あなたに出来る支援を御願いしたいと思います。

私ごとを最後に。。。
龍谷大学経済学研究科でNPO地方行政コースに所属して、一年がまもなく経過します。
一年で終わるコースなので、もう少し研究成果をしっかりと報告したいと思いながらも、まとめきれなかった感があります。一応進学を目指しています。
経済的余裕は相変わらず益々酷くなっている事もあって、進学しても困りそうですが。
調査研究にご協力頂いた当事者の皆様がおよそ10名、施設様が4件、当会の利用者の方が何名かいらっしゃいましたが、皆様のご協力があっての今であると思っております。ありがとうございました。
大学院で学ぶ、研究する、調査するなど、それらのすべてのチュートリアルを修了したような感じで、まだまだこれからな気分です。
当事者が当事者を研究する事は、とてもしんどいのですが、困難を抱えた家庭である事や、家族全員が障害者状態である事なども、ハンデだったかもと思っています。
健康で元気な赤の他人がこの分野を研究してくれると本当に助かりますが、それでは見えてこない、気づいてもらえない物事があるかもしれません。
当事者だから気づく事、当事者同士だから語り合える事、気づける言葉にならない思いなど、様々な事がらがあると思います。
それをどのような形で発表するのか、すごく悩みました。
結果的に、経済学部的かという事が、ずっと前期の合同演習あたりから折りにふれて指摘があった事もあり、(NPOコースなので民際学視点でいいらしいですが)少数当事者の状況について、論じるにあたって、確信がありながらも、強く書く事をえらべなかったり、ヒアリングで得た貴重な声を書き込めなかったりもしました。
これから調査手法や発表方法、論述などにおいて、益々勉強しなければ、当事者の仲間の、後輩のお役に立たないと思いました。
もっと精進しなければなりませんが、心身的にもつかわからないので、できるだけの努力をしますとしか言えないのが残念です。

今三年目の家族会活動をしながら、法人化をする事について時折時期というものを考えます。
すでに三年でとても変化した会員さんを目の前にしてすべき事を考えたり、さらに若年まっただ中の方に出会って福祉や医療、制度、対策の不十分さにまた再び立ち返って考える中で、やっぱり少しずつでも作戦を考えて前に進まないと、当事者が声をあげないと何も変わらないと感じますし、三年でこれだけやった事もよくやった方かなぁと思う事もあります。
この一年ちょこちょこですが、交流会はみんなで作るものだから、指南役が居てうんちくたれる集団相談会じゃないんだよという事を暗に伝えるべく、様々なこころみを会でやってきました。
私がいなくても集いができるようになればという思いもあります。
世話人が世話をしてくれるから行くとか、支援者が支援してくれるから行く場ではなく、自分が行きたいから行くと、本人が思ってくれる場にするには、何が吸引力か、家族にとって、本人にとって、という事を考えてきました。そして、何が敷居の高さかを考えてきました。
これからもそのあたりを考えながら、どこの町でも開けるように、試行錯誤して場やプログラムを作っていきたいと考えています。
ご支援いただける方は、ぜひご連絡ください。
 認知症友の会 代表 吉田照美