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2011年3月15日火曜日

2011年3月15日付け業務連絡と、震災について個人的な意見

・去る3/13に、NPO法人設立総会を開催致しました。
・現在まだ全容のつかめていない、また原発の状態が安定しない震災状態の中ですが、
3/13に交流会と法人設立総会を予定通り開催しました。
理由としましては、私の父を見ていてもわかる事ですが、テレビとだけお友達状態で、日々家にひきこもっている本人にとっては、震災のニュースばかりである事は、本人の心の中で水面下に不安感が蓄積していると思います。そこで、会員の皆様にとっても、家でテレビを見て過ごす事よりは、会の活動に出ていただく事で、少しでもそのマイナス影響の蓄積を防ごうと考えました。
開催して思いました事は、やって良かったという事です。
また、ご家族の方で、震災があろうとなかろうと、蓄積していく日々の葛藤や不安、悲しみをため込んでおられる方にとっては、交流会で仲間に話せる機会は、とても重要なものであり、来られた時の沈んだお顔が、帰られる時には少し温かい表情になっておられた事も、嬉しかったです。

直接の被災のない地域ではあるものの、ストレスに弱い仲間の為に、私にできる事をしようと思っています。

今回の震災でお亡くなりになられた方に追悼の意を表すと共に、関西に在住の私達にできる事を考え、特に全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会等を通して、同じ若年認知症の被災地域の家族会等に支援が必要であれば、できる範囲ですが協力したいと考えています。

インターネット環境のあるご家庭では、日本のテレビだけを見ず、BBCなどをCS放送や、ユーストリームでの外国人記者クラブでの有識者記者会見などを確認するようにしてほしいと思います。
日本の政府が公開した情報による日本の放送局の報道だけでなく、他国の有識者の見解など、日本ではあまり報じられていない客観的な情報を得て、判断される事を個人的にお勧めします。
震災と津波の被災者の方だけでなく、原発となると日本全国の被災問題となりかねませんので、遠いからと過信せずに、正確な情報の収集を行って、冷静に備えて対応しましょう。
特に介護中の方は、考える余裕もないかもしれませんが、これを機に親族と連絡を取り合っておくなど、普段は孤独な介護をしているかもしれませんが、自分達の存在を他の誰かに伝えておきましょう。

神戸の震災も、被災地以外では、あまりにもショッキングな映像が流れ、焼け野原と言われたところから、希望の火を皆が心に灯し、復興に向けて心を砕きました。
今回は何倍規模もの天災と人災(原発の事故は作った人間のせいと思います)が起きましたが、命がある人すべてが、希望の火を心に灯して、被災地域の皆さんと共に復興に向けて頑張っていきましょう。

京都ではボランティアセンターの皆さんが、現地に向かう事を止めておられます。
ボランティアに今行く事は、二次罹災や、現地な貴重な物資の消費につながったりします。
また、原発の様子もありますので、被災者を増やす事になりかねません。
神戸の時は、神戸に被災者住宅が造られましたが、今回は現地にというわけにはいきません。
現地から避難してくる方を受け入れる態勢を作るなど、地方でできるボランティアがあります。
認知症の人など障害のある方を預かる事、子供達を預かる事、ペットを預かる事も、神戸の時は、近隣市町村が頑張りました。
今回は近隣市町村も随分被災しており、東北関東地域ではそのような事が困難である為、我々西日本地域で受け入れ態勢を整える方が良いと思います。
避難生活について、そろそろ政府が本格的に考えてくれると良いなと思うのですが。。。。
ダメなら、関西のボランティアの人たちで、受け入れ態勢を作って、被災者に遠慮無く来るように呼びかけるしかないと思います。