昨年は、当団体にとって、任意団体から特定非営利活動法人になるという、大変化の年となりました。
ご支援ご協力いただいている関連団体並びに個人の皆様のおかげです。
ありがとうございました。
本年は、来年度の事業躍進に向けた研究事業等を、行う計画をしております。
皆様のさらなるご支援とご協力の程を宜しく御願い致します。
特定非営利活動法人 認知症友の会
常務理事 吉田照美
②昨年末に忘年会と臨時総会をさせていただきました。
3月の法人設立総会での決定の通り、認可においても、同様の役員構成である事をご報告致しました。
また、現在活用中の助成金と、現在応募中の助成金の報告を致しました。
役員の皆様には、すでに助成財団様にご採択いただいている来年度利用予定の助成金についても、報告させていただきました。
また、法人化にあたり、会員登録を更新していただく事になりましたので、各関係者に送付にて案内すると共に、継続しての登録を御願い致しました。
③賛助会員と、団体会員等の入会申し込み数が少ない為、次年度は広報に力をいれたいと考えております。
④当団体は特定非営利活動法人化(NPO法人化)に伴いまして、ご本人に関する対象範囲を改定致しました。介護者に関しては、規定はございません。認知症介護についてのご相談全般を引き続きお受けしております。
任意団体時代
・ 65歳未満発症の認知症の方(すでに65歳を超えていてもOK)と、軽度認知症の65歳以上の方。
NPO法人化以後
・ 65歳未満発症の認知症の方(すでに65歳を超えていてもOK)
いわゆる高齢者での発症をされた認知症患者さんをのぞかせていただきました。既存の他団体、介護保険関連の相談機関(地域包括センターや役所の窓口、保健所、医療機関の相談室)などが、本来担当する範囲であり、どこに聞けばいいかわからない場合以外は、それら公的相談機関をご利用頂く事と致しました。
当会においては、65歳未満の若年で発症された事で、既存の公的サービスに適応できない方や、高齢者と違和感を感じるご本人やご家族のお気持ちを大切にする事を目指しております。
ご利用者において、高齢になってから発症された方が含まれている場合に、なぜ公的サービスがあるのに、若い者の集まりの当会に来るのかという疑問や、当会に来られる若い方の高齢者と同じ扱いの施設に行きたくない気持ちに対しての配慮もかねて、高齢で発症した方についてのご利用をお断りする事と致しました。
行政や地域包括、地域のデイサービスに頑張って頂いて、それら高齢者での発症者の方に対応して頂きたいと考えております。
⑤若年ファンド(エーザイ様のご支援)を得まして、開催予定の当会の支援者養成講座。
日程と、内容がほぼ運営会議において決定致しました。
会場貸借申請の都合もありまして、まだ日程はご案内できませんが、
連休にフォーラムを行う事も含めまして、準備中です。
若年認知症の支援者養成講座として、認証制の養成講座となっています。
何もかもできる必要はありません。
たとえば、「会場のテーブル配置がえを本人と一緒に行う事ができる」
「トイレの入り口まで連れていく事ができる」
「チラシのデザインを作製する事ができる」
「チラシの発送の際、ノリづけを本人と一緒にできる」
「WEBで活動案内を書く事ができる」
など、それぞれに対して、できるできないを認証します。
本人介助が得意な人、事務仕事が得意な人、
本人と一緒に誘導しながらはうまくできないけれど、一人でならできるなど、
それぞれに認証をしますので、支援者として、
できる事を具体的に明らかにすることができます。
最終的には、支援会員として登録をして頂く時に、
認証項目を明記し、今後の当会の活動において、
おまかせできる、認証されているものを御願いします。
ボランティアをしてみたい方で、自分に何ができるかわからない方でも、
この養成講座を受講して頂く事で、自分に何ができるのか、
会はどんな支援を求めているのかを知る事ができて、
支援に結びつける事ができるように構成しています。
まずは、一般向け講演会を開催しますので、
若年認知症について知って頂く事から、
ボランティアや、支援者養成講座を検討して頂ければと思っております。
⑥来年度の事業助成金として、製薬会社最大手のファイザー様から、
当会として頂いた助成金の最大の金額の助成をご採択頂きました。
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2011/2011_12_14.html
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/philanthropy/2011/index_04.html
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/philanthropy/2011/index_05.html
管理費を認めて下さる助成団体は非常に少ないので、
大変助かります。
また、当助成金を利用し、来年度の拠点整備に向けた会議を、
関連団体と実施していきます。
当会の当初からの活動拠点として利用させて頂いている、
宇治市男女参画支援センター「ゆめりあうじ」さんの、
登録団体等が出展する、活動展示に今年も参加致しました。
当会の活動主旨、入会案内、活動内容の写真展示、
作成物の紹介など多彩な展示で、今年も大変目を引く展示となりました。
⑧活動予定の更新
このブログの左側の柱部分の一番上が、「つどい」の「認知症ホッとタイム♪」の予定です。三月まで記載しました。
過去の講座の案内のずーっと下黄色い字のあたりが、「ものづくり」の「城陽工房」の予定です。同じく三月まで記載しました。参加ご希望の方、本人、家族、支援者さん、ご連絡くださいね。
フェイスブックの私のページは、まだ更新していませんが、イベントのところに更新をする予定です。
フェイスブックを利用されている方は、参加申し込みはそこでも可能です。
当会会員になった後、フェィスブックの友達申請をして登録をした後は、イベントの参加申し込みがボタン一つで可能になります。
特に支援会員さんは、支援者を確認する事ができるように中高年をのぞきまして、必須の出席確認ツールとさせて頂いております。ワー誰も支援者いないねーこの日、じゃあなんとか私が行きますって言えるように?です。苦笑
⑨法人化にともないまして、CANPAN
https://canpan.info/index_view.do
というサイトに団体登録をしています。
そちらに入会登録用紙をアップロードしております。
入会希望の方は、ダウンロードしてご利用頂けます。
添付ファイルでの提出も可能です。
送信先はnintisyou@gmai.com です。
賛助会員の会費の納入口座は郵便局の法人口座となります。
お問い合せください。
⑩お問い合せ電話番号について
2011年末までの当会広報に掲載の番号090で始まる番号から、
今年度は番号が変わります。
080で始まる番号となっています。
2012年1月発行のチラシ以後、随時掲載番号が変更されますので、
ご注意ください。
なお、この番号におかけ頂きますと、留守番電話が応答致します。
お名前と電話番号を録音してお切り下さい。
当方の相談及び問い合わせの担当者より、
後ほどご連絡させて頂きます。
ピアカウンセラーの私常務理事吉田、
現代表などが対応させて頂きます。
主な対応内容
・活動について
(日程、内容、費用、会員制度、寄付、拠点活動の場所提供のお申し出、
支援者登録について、ボランティアについてなど)
・地域の医療機関の情報
・地域の介護保険の情報
・障害者自立支援法の情報
・若年認知症ゆえの情報
・障害年金等の経済的支援についての情報
・医療費削減についての情報
・障害者手帳についての情報
・近隣の若年認知症の家族会活動についての情報
(奈良、大阪、京都)
・病気の症状に関してのご相談
・介護者の心身の状態についてのご相談
・本人や家族の講演依頼
・成年後見等の責任能力に関する相談
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