この作品は、最初、回想的な始まりで、少し昔のアメリカが舞台の普通のラブストーリーかと思いきや、若いカップルが波乱の人生をくぐりぬけていく様が描かれて行きます。
その彼らのストーリーは、「きみに読む物語」のタイトルの通り読み聞かせる話として、最終的には読み聞かせシーンが出てきます。読み聞かせてをしている老カップル、この二人はいったい何者か、そしてなぜ読み聞かせをしているのか?
ラストは、なるほど、そうだったのかで終わりではなく、最終的な「きみに読む物語」カップルの結末までが描かれており、それについては、え、えっ、えーー、そんな、でもそうだよね、あるいみハッピーエンドだよねと思うものの、こういう落ちがくるとは最初の方からは思いもよらなかったという感じで、大変感動的なお話になっています。
また、認知症の家族を持つと、大変な事があるかと思いますが、寄り添う気持ちが弱気になった時に、それを考え直させてくれる作品でもあると思います。
ご興味があれば、是非ごらん下さい。
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個人的にそれらものはお貸ししていますので、交流会などで、おたずね下さい。
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