通所介護施設を作るという計画がテナントの空きがなくてなかなか形にならないので、方向転換で検討していたら、父が施設になる民家を買うと、民家を抵当にだっていれられるし、賃貸よりいい。
ローンも現物で組めるだろうと言ったので、中古物件を探し始めたんだけど、小規模通所施設でも10名定員の為に機能訓練室とか20畳の有効面積が必要で、プラス一階に安静室や相談室もとか言われると、そんな物件ないですよって話。
で、じゃ土地買って建てるはどうか?
という事になって、土地はまぁまぁ広くて、建坪率的に上物の物件もそれなりの床面積がとれて利用者定員がとれそうなところがちらほらあるので、じゃあ上物はいくらで建つのか?
それと、土地建物を住宅ローンはできるのか?
昔から我が家の立て替えを依頼するならこの工務店と思っていたところに、聞いてみたら、社長さんが会ってくれるというので、行ってきた。
結論からいうと、私に収入が十分あがらないので、住宅ローンは組めない。
土地建物も半年の運転資金も含めて政策公庫から借りれるならいい。
建物に4000万かかると言われました。
私の試算では、建物は延べ床が50坪ほどなので、50坪×坪単価通常のランクの住宅で50万で2500万普通の民家みたいに豪華なキッチンも浴室もいらないので、そのあたりが施設基準的な手すりなどにまわされるとして、4000万ってなんで?って頭の中がショートしました。
で、まあ、福祉施設は街づくり条例が絡むのでと言われたけど、そんなカネのかかる施設建築に関する条例だった覚えはなくて、うーん。。。
とりあえず、ご商売でやってらっしゃるんで、うちも電気工事屋として、単価は判りますけど、ビジネスベースで考えれば、施設にカネかけて当たり前の感覚もあるのかなと。
まぁ見積もりも、本決まりでもないと詳細つめて一点一点値段だしてできないからと言われまして、私が逆の立場なら、ある程度は見積もりするけどなぁと思いながら、夢物語と思われたのかもと感じました。
みなさん幸せなんだなぁ。
自分が50代で発症したらとか、他人の身になって考えるよりも、今幸せに会社を経営し、勤め、家庭があり、日々が問題ないから、他人事かも。
私は常に病気と共にあったので、自分の腎臓の病気も、老後なんて自分には無いと思って生きてきたし、弱者同士でも助けられる事は助けるもんだと思って、視覚障害者さんのボランティアもやってきました。
カスタ君の町屋の植木パパも、沢山の社会福祉事業に感心をもたれて、自分が貢献したい社会福祉事業を中心に活動をされて、会社として損をしてでも、やっておられて、その結果損が得になり、会社が大きくなり社会的信用も得られていかれたわけです。
そういう人やそういう会社がこれからの時代は生き残るのではないかと思います。
建築業界は父が職人の時代に、すでにかなりの不況でしたけれども、エコだとか、健康重視にシフトしたら、業界の誰もがそういう営業に変えました。
同じ事を歌っても、同じように心に響くかそれとも特別に響くのかどうかで、ヒットするんだと思います。
どこかに良心的で、ド素人の夢物語を、夢で終わらせない、福祉を理解する社長さんいないかなぁ。
今日はなんだか頭と心がとっても疲れました。
みんないつか死ぬんです。その前におとずれる心や体の弱りは絶対に避けて通れないので、そこについて何か有意義な事をしようとしていて、うまく進まない人を見つけたら、もっと手を貸してほしいなぁと思います。
この工務店さんの建築は父も私も大好きなので、作ってもらえたらどんなに素敵だろう、みんなも喜んで通うだろうと思えるのに、残念でなりません。
社長さんも営業の人も、悪い人じゃないけど、結局、無駄に時間とらせただけだし、自分の脳ミソがもっと高機能だったら、無駄しなくてすんだだろうにとか、はては自分の能力の低さのせいだと自分を責めたくなってきます。
はー。
また新たな方策を考えるか、コンビニ跡を探すか。。。
でも、それだけじゃない気がする。
こんなに冷たいと。
うちの役所の介護課も冷たいし。
京都府の介護申請担当部署も、他府県より細かいって聞いてるんで、株式会社たてても、社会福祉法人とか、大手グループ関連しか相手にしないんじゃないのって気がすごいする。
志あっても、行政がやらせてくれないのが福祉業界。
でやりたい事やれない上に安月給だっていうのでやめる若者も多々。
介護保険制度が堅くて良い事業ができないんじゃないのって思うところもある。
老化で介護施設に行く方と、心身の問題で若くして介護施設に行く方を一緒にする時点でナンセンス。
厚労省なんて、天下りとか関係団体の無駄な事業とか、くだらない事ばっかりやってないで、税金の正しい活用で、制度を現実の問題に適合させて行ってほしい。
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