今日は、宇治市生涯学習センターで、センターと共催の認知症講座の二回目です。
1回目の森先生の時は、病識を深めて頂いて、認知症の種類と、類似する病気、診察室までつれて行く為の工夫について。発症からの進行の様子を段階的にご説明いただきました。
2回目の今回は、森先生の洛南病院さんにいらっしゃる精神保健福祉士の山内さんに、ケースワーカーさんに相談する内容を主にご案内いただきました。
認知症になったら利用できる制度というのは、経済的だったり、介護を楽にするものだったり、いずれにせよ、知らないと申請ができず、困ってるままです。
困ってる時に相談に行くなら、認知症の外来の患者担当看護士さんや、相談員さんだったりしますが、うちの認知症友の会でも同じ内容の質問を頂く事があります。
みなさんたいてい同じ事を聞かれるので、困る前に制度などを知っていたら、困らなくてすむ、そう考えての講座でした。
色々な制度を教えてもらって、認知症になった時に利用する準備になった方や、今後身近な方が認知症になったらぜひ教えてあげたい、など良い声が聞けました。
先日アンケートの集計をしましたが、アンケート結果としては、ねらいは一応あたったように思いました。
若年の方は制度利用の中でも、65歳までに診断を受けて、申請しないと使えないものがあるので、早期発見をしたのなら、早期診断、早期手続きです。
50代の方などは、家族がだましだまし、まだ大丈夫と思って診断を受けに行かないまま、認知症だろうと推測したままである事もままありますが、それでは使える制度を使い損なってしまいます。
ガンでも早期発見すれば対処が違ってきますよね。
認知症も早期発見すれば対処が違ってくるのです。
ぜひそのケがあると思われる身内の方がいれば、本人に冗談じゃなく、怒らず聞いてほしいんだけど、将来の為に、これからの家族の暮らしの為に、一緒に病気とつきあっていく為の受診をしようと話してください。
発症したら診断をしてもらって、いかに進行をおくらせ、その人らしい時間を長びかせるか、その為には、本人もその努力をしないといけませんし、家族も隠さず一緒に取り組む事が大事です。
第三回講座では、家族と暮らしを中心に、認知症になったら、ストレスで家族が壊れてしまう事があるから、壊れないように工夫しましょうという話をします。
まだ定員に余裕がありますので、メールでお問い合わせください。
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