岡山から香川まで特急で移動しました。アンパンマンのデザインされた電車があるんですねぇ。
もうそんな小さいわけでもないし、アンパンマンは見せずに育てたのですが、乗りたいという事で、行きは写真のこの電車、帰りはアンパンマン号で帰るチケットをとっていました。映画で有名になったおうどんやさんで、講演会で対談する島影先生にご馳走になりました。全席禁煙のおうどんやさんというリクエストをしたので、探しておいてくださって、とても美味しいおうどんを頂く事ができました。ごちそうさまでした。
ちょっと父が行方不明になってしまいましたが、よくある事です。イマドコサーチをして、ちょっと待ってから探しに行ったら、入れ違いに帰ってきました。まぁ、こんなもんです。
だいたい、電話にでればすむのに、でないというか、気づかないというか。携帯に気づかないのも症状の一つですけど、私だけの時ならいいですけど、人と一緒の時は、ほっつき歩いたりしないとか、知らない土地なのを考えてうろうろしないとか、もう少しなんとかならないものかと、そういう自制がないといえばそれまでですけど、もうちょっと自分で気をつけたらなんとかなりそうなんですけどねぇ。
その、おうどんやさんの待ち時間で、ちょっと行方不明な散策の間に、父が撮ってきた写真が、この車。。。
車の趣味は誰の?と聞かれる事がありますけど、私だけの趣味じゃないです。父も好きなんですよ。この写真見ればわかりますよね。笑
DVDに撮ってきたので、まぁ見れば良いのですが、私もこの日はちょっと疲れてたので、何を話したのやら。。。タイムキーパーを島影先生がして下さっていたので、おまかせで、対談していました。
時々、私達の講演会での親子の掛け合いが面白いと言われますが、この日も結構笑って頂けたようで、よかったです。関西人としては、認知症になっても、笑顔で暮らしていけたらいいなと思いますし、講演会を聞いて下さって、発症で絶望してもこうして認知症と共に多少笑って暮らせるという事を知って、いくらかほっとして笑顔になってもらえる活動をできるというのも嬉しい事です。
認知症の人が笑ってるなんて少ないとイメージをお持ちだと思います。
本来の父の日常はその通りです。
講演の時に、呼んでもらって嬉しいですと笑顔で言っている姿は、みなさんあってのもので、呼んで下さったからでもありますし、その期待にこたえるべく、父はきっと皆さんに楽しんでほしい、笑ってほしいと思っていると思います。
だから吉本新喜劇のように皆さんが笑ってくれて、私達も笑い話として認知症を語れるのはいい事だし、嬉しい事だと思います。
市長さんとお話をしましたが、渡米経験のある方なのだなとすぐ感じました。田舎のただのおじちゃんではなくて、学のある方だとお見受けしました。善通寺の福祉を考える時に、とても広い視野をお持ちの市長さんが、陣頭指揮をとって考えていかれるのですから、善通寺市の市民の皆さんは、将来安心ですね。
善通寺市の役場と大学が目の前というのも驚きました。
行政と大学が一緒に協働しやすい環境もあり、若い方達の将来に関するビジョンも取り入れながら、高齢者や介護の必要な方、しょうがいのある方などに対して、様々な支援をされていかれるのだろうなと思います。
善通寺のお膝元である事からも、参拝の方達をもてなす文化と歴史をお持ちで、それゆえ人を大切にする町づくりや、実際に市民の皆さんが誰かがやるのではなく、自分たちがやる意識をお持ちなのだと思いました。通りがかりの参拝客でももてなす心意気がある方達が、自分達の福祉に対して、誰かがやるだろうというわけがありません。自分達の福祉は自分達でよりよくするんだという意欲が感じられました。素敵な市だなぁと思いました。
講演会の後、島影先生が善通寺見学に連れて下さいました。京都の東寺のとそっくりな塔があり、びっくりしました。そこでお会いした善通寺市民を代表するような素敵な方に、その後をご案内して頂いて、またまたおうどんをよばれました。今度は地元の町内の方が行かれるようなおうどんやさんで、おうどんの湯がき方なども店主に教えてもらって、楽しく頂きました。
宮川製麺さんというおうどんやさんでした。
帰りのアンパンマン号で、父にまた写真を撮れと言われまして、撮ってきました。息子の方は、もういいわーと、疲れて写真どころじゃなかったようです。
あ、でも、瀬戸大橋かな?鳴門海峡大橋?どっちだろう。。。電車が通った橋から、夕日を撮るんだと言って、走ってる電車と、端桁のV字に交錯している合間をぬってシャッターを切って、夕日を撮ってました。うちのデジカメ五年程使ってるので、ぼろいんですけど、上のとこに何か影が入ってて、とれないので、写真がちょっと残念な状態ですけど、なかなかうまく撮ってると思います。
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