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2010年2月18日木曜日

2009年11月21日学区福祉委員さんの研修

今日は地域包括センターの会議室をにて、地元の学区福祉委員さんの研修会のご縁で、今度は民生委員さんの研修会でお話をする事になった。
内容は同じで良いと聞いていたのだけど、同じメンツもいるんだけど。。。
まぁどっちみち、私の生まれ育った学区の方ばかりで、みなさん同級生のお母さんお父さんとか、当時のPTAや町内会の役員さんからのご縁なので、私も父も知り合いばかり。
父はここに住んでもう50年弱だし、商店街の会長も2つの会があって、それぞれ何度もやって、町内会長や子供会会長も歴任していた。
この地域で長く暮らし、商売も長年やっていた人間が、認知症だと言ってテレビや新聞に出ているのだから、皆さん知らないわけがない。
でも、だからといって、接点はないし、私が町内会の役員を近年順番が来たのでやらねばならなかった時も、配慮を求めても理解はなかなかされなかった。そして、それぞれの隣近所でうちの通りは65歳以上が9割だとか、独居が9割なんて話をするものの、役員は出さないといけないとか、ゴミの看板の管理を順繰りにしてとばしてあげたりはしないとか、それこそ平等だと言わんばかりの回答だった。地域社会の平等とは、老若男女、健康でも障害があっても、同じ事を必ずこなしなさいというものではないと思う。しかし、地域での関係が希薄になり、井戸端会議ではなく情報化社会の非対人的情報伝達と収集が主要方法となってきた昨今では、隣近所の困難な事情なんて知らないし、知っておいて出来ることは助け合おうなんて事はない。隣の留守を預かるなどという事はあり得ない時代だと感じる。
うちの地域だけがそうだと言うわけではない。今の社会がそうなのだけど。
そういう中で、地域の独居老人の認知症発症を早期に見つけるのは大変困難で、見つけた頃には、中度以後になっており、本人が自分の病気を認識する事ができない常態にある。
その本人を支援しようとしても、迷惑だと言われてしまうので、立ち入れないのが現状だろう。
そして、どのようにそこに介入するかも課題だが、中度に至る前に気づいて民生委員、学区福祉委員など、地域を見守る方が、要注意していて、接点を作っておき、初期に気づいて、別居している親類に連絡をとるなど、先手をうっていかねば、孤独死や、ゴミ屋敷、火事などになって、本人だけの問題以上に発展して地域に影響が出る。
サークル活動でも良いし、もっと積極手的に昔の近所づきあいのような感覚を取り戻すようにしていかないと、高齢化社会に対応した地域活動ができないし、認知症の早期発見、早期対応、支援に結びつかないと思う。
まぁ、とにかく、私の見解だけども、認知症には色々な種類があるし、進行も違うし、制度も色々ある、当事者の気持ちの問題と、家族の気持ちの問題、様々な事があるけれど、できれば予習し、早期に手をうって、困難な事態にならないようにしていく事が大切である。ひきこもりは体も心も脳も悪くするので、認知症や高齢者にはよくない。そういった事をお伝えした。
父が徘徊するようになった時には、助けてもらいたいと思うので、普段から声かけをして、挨拶とどこにいくのか、聞いてほしいと本人も話していた。
父にとっては、目的地を忘れたり、違うところに行くつもりになったりと、一人での外出は混乱するのだが、誰かに話しかけられて、どこへ行くのか話をしていると、整理ができて、どこに行くのか思い出す事がある。きっと進行してきたら、行く先が返答できないかもしれない。そのときは、もちろん保護し家に連絡してほしいと思う。
挨拶から始まるコミュニケーションは、小学生でも重要だけれども、認知症を発症した人にも大変重要だと思う。
この日は、夜の研修だったので、父と息子と一緒だったのだが、息子は甘いものが苦手で、イチゴショートは食べるものの、甘すぎると食べない。この日のケーキはいたく気に入ったらしく、珍しくぺろっと食べた。
シャトレーゼだと後で聞いた。シャトレーゼ昔買ったけど、こんな味だったかな。。。と思った。苦笑

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