認知症東京研修研究センターの永田先生の若年認知症の方につての講演会に、当事者から学ぶ事を目的として、呼んで頂きました。
若年の発症者で、多くを語れるのは、父をはじめごく一部の方です。公開して、公に出ていく気持ちのある本人はなかなかみつからず、重宝されているのかもしれません。
父からは本人の気持ちを、私からは父の経過と対応、この二年間の認知症友の会の活動などまでを話させて頂きけました。
本人を呼ばれる時、フォローしないと発言が錯誤していたりするのですが、それについてもご理解があり、私達の活動も応援して下さっているので、活動に関わる発言も永田先生はさせて下さいます。
永田先生はセンター方式を開発された方なので、本人の思い、家族の思いを無視した事はなさいません。
その点で、とても心に優しく、私達は先生とご一緒できる講演会は大歓迎なのです。
この日は、公演後に立ち話を随分しまして、若年デイが作れないのは、どうしてか、話をする時間もとれました。
研究者であり、実践者である先生は、様々な事に目を向けて、当事者の気持ちを大切にしてくださいます。私も自分たちの活動の中で、私本意だけでなく、仲間の気持ちを大切に、本人の気持ち、家族の気持ちをできるだけ取り入れた活動をしたいと思っています。
本人の気持ちというのは、なかなか近づくのが難しく、一対一で関わりたいのですが、なかなか交流会の中で、本人を放置して、家族と話し込んでしまうので、本人の方の支援者、主に傾聴と、その方に適した話題提供をしてくださる支援人材が必要であると、とても思います。
早く認知症友の会の活動を理解して、賛同し、人的、資金的、智恵的支援をして頂ける仲間を増やさねば、今の仲間が進行してしまってからでは、悲しいなと思っています。
アートの会の梅原代表にもお目にかかり、永田先生と一緒にお話をエレベーター前でしていたわけですが、丁度これから北海道へ講演会に二人で移動されるとの事で、いいなーと言っていると、どこか行きたい?講演会をセッティングして呼んであげるよと言っていただきました。
父は、旅行が大好きで、老後はキャンピングカーで日本全国をまわりたかったので、旅ができるのは大変嬉しい事で。北海道は父が行きたがっていますが、私は海外の当事者団体の活動や、デイケア、デイサービスセンターの様子を知りたいから海外がいいなぁと言ってみました。
どうなる事やらです。苦笑
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