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2009年10月26日月曜日

2009年10月21日 学区福祉委員さんの研修会講師


午後から講師依頼があるので、久しぶりに小児科の先生の奥様がやっていらっしゃるカフェでハンバーグランチを食べてから、父を連れて、いつも交流会をしている「ゆめりあ」さんへ行きました。
すっかり忘れていたのですが、「ゆめりあ」さんは印刷代が0.5円だから安いしここで刷ろうと思って入って「あ、紙忘れた(汗)」って、職員さんに下のコンビニ行ってコピー紙買ってきますーって言ったら、貸しますよーって、そんなんあるんや。。。。
で、お借りしました。
なんか、生涯学習センターと「ゆめりあ」は、紙は持ち込みなんです。社協さんは置いてある。「市」と「市ではない」の違いだと思いますが。

で、紙を借りて印刷をして、配布用に、準備をしようと思ったのですが、父が暇そうだったので、活動広場で父に配布資料を一部ずつセットしてもらいました。
その間に印刷代を事務所まで払いに行って、トイレもすませました。
戻ってくると、すごいスピードでセットしているので、ほめたおすと、「しんどいわ」とか言いつつ、よけい頑張ってくれました。
やれる範囲やらせて、自信をもたせる事は、大変良い薬です。

今回宇治市介護者の会さんの方からの紹介で、私の住む小学校校区の学区福祉委員さんからご連絡を頂きました。
学区福祉委員さんは、小学校の児童の元PTAの方が主にされていて、児童福祉の為に活動をされています。
私の学区では、校舎の裏で茶畑や畑を作って、児童と一緒に世話をしたり、学区内の在所の方の休耕田を利用して、稲作の体験などを一緒にしたり、地域の方と、地域の児童がつながる一つの接点となって下さっています。
で、今回地域に認知症の方を介護して孤立している方がいたり、研修で老人ホームを見に行く事もあり、研修の帰りに認知症についての講座をしてほしいとの事でした。

で、担当の方とお話をする中で、私どもの主催する三回講座の、はしょった版ぐらいのでいいでしょうかという事で、とりあえず都合がつけば1回目の講座と二回目の講座の間に研修なので、1回目の講座に誰か出てみて頂けないかと言いましたら、担当の方がきてくださいました。
で、私は専門職ではないので、専門家な事は話せませんが、一般的な事をお話するという事で、私どもの会の活動と、まさしく研修に来られる学区福祉委員さんの地域で暮らす私の父を知って頂きたくて、二人で行く事にしました。

父は私が生まれる前からこの地で商売をしてきて、町内会長、子供会会長、商店会会長、商店街会長などをたくさんしてきましたので、学区福祉委員さんにとっても、顔見知りです。

で、会場入りしましたら、「こんちには」にあまり反応がなくて、やっぱり私何しにきたんだろうと思われてるなという印象でした。。。。
担当の方が、いらっしゃらなくて、うーん、とりあえず資料くばっとこーかな、知った顔がやっぱり多い。。。。という感じでした。
後で知ったのですが、外に迎えに行かれていて、入れ違ったようです。私達は早くに来て活動広場で印刷をしていたので。
始まって、ご紹介頂いた時に、ちょっと皆さんもびっくりされているのが判りました。
よくあるんですが、代表って、認知症の関連の代表だから、もっと年のいった人だと思ってた。。。
って話。。。すいません若くて。。。無資格で。。。
で、まぁ、地元で顔のしれた父を紹介しつつ、活動も紹介しつつ、認知症の種類が実は沢山あるんだということや、見つけ方、支援と結びつく方法、一般的なケースなどと、我が家のケースなどをからめて、わかりやすくお話しました。
感想を頂いた中で、担当の方には、講座の1回目のお医者様の話よりわかりやすかったと言われました。専門的な話はしていないので、一般的な知識レベルでは確かにわかりやすい話ばかりです。
また、同じ学区の皆さんですから、父がこんなことになっていたとは、、、というのもあったし、進行はしているけれど、普通に世間話ができる程安定している事についても、驚かれていました。
また、学区福祉委員さんの中には、民生委員さんもしてらっしゃる方がいらして、民生委員さんにも研修で同じ話しをしてほしいと言われました。
小学校学区ではなくて、こちらは中学校学区が対象ですし、児童福祉分野と異なり、地域福祉分野の専門な方達が相手ですから、実際的な話で質問を受けるかもしれません。
ですので、今度はより具体的な相談機関についての紹介などをしっかりと用意しておこうと思います。

私が認知症友の会で講座をするのは、実際に孤立している認知症患者と共に暮らしている家族の方に、情報が行き届いて、孤立が改善され、暮らしやすくなればと思うからです。
なかなか、トップダウンで、講座をしますから来てくださいと、様々な方法で呼びかけても、実際のところに近い方が来られないので、来年の広報を検討し続けてきたわけですが、このように学区福祉委員さんの研修や、民生委員さんの研修をさせて頂くということは、当事者に近いところに情報が渡る事であり、トップダウン的な講座の開催とは違って、逆に草の根活動みたいな状態だなぁと思います。
草の根活動を沢山して、当事者のもとに情報が届き、利用していない制度が利用できたり、孤独な介護や暮らしから抜け出せたら、どんなに良いかと思います。
こちらからやらせて下さいと言っても、なかなか理解してやらせて頂けませんが、こうして受けた方から、口込みで呼ばれて次ぎの講師ができる、しかも当事者に近い人たちに研修して伝えられるというのは大変嬉しい事です。
私も父も沢山の認知症講演会などを参加者として、聞いてきましたが、当事者にとっては役に立つものが非常に少なかったので、当事者に必要とされているものを中心に話をするようにしているのが、下手な話しぶりであろうと、皆さんに伝わり、こうして次回につながるのは大変嬉しい事だと思います。
問題は下手な話しぶりと、先生をお呼びしましたと言われて、当事者でしかない人間がやるという事ですね。先生には見えないのはもちろんいつもそうですけれども、先生と言われると違いますって言いたくなりますから。苦笑
話し方教室とかに行くべきかなとか、学校で勉強はしなおして資格なりなんなりとらないといけないかなとか、本当にたびたび思います。
これからも、個人的にはこのような講師活動を続けさせて頂きながら、認知症友の会としても、当事者に届く講座を開催し、当事者の状況改善に役に立つようにしたいです。また、予防や、進行抑制にも、活動範囲を広げて脳トレ教室を開催したいと考えています。
介護者の方で、私の方が認知症かなと思うといわれたり、いつかなりそうでという一般の方も多いので、じゃあ、予防で教室に参加して、認知症になった時は交流会に来て、なる前は交流会でお茶くんでください。というような活動もしたいなぁと思っています。

ボランティアって、対象に対しての興味がないと、参加しないものですよね。
私も視覚障害者さんが身近にいたので、その分野のボランティアに関心が高かったし、今させて頂いています。
認知症の活動は、当事者家族だからしています。
ボランティアで認知症友の会に関わって下さる方が、もっと増えたらいいなぁと思いますが、実際に本人を抱える方は本人と家族会員にはなれても、手伝うのは困難であったりします。
認知症の方をホームに預けたり、看取られた方であればよいのかもしれませんが、なかなかその世代の方には余裕がないのかもしれません。
福祉職や、学生さんにボランティア参加してもらえたらと思っていますが、これまた難しいです。
福祉職は職場がどーのという方も多いし、学生さんをいくつかの大学に問い合わせしてみても、無視されるケースすらあります。
NPOさんで、学生さんが参加しているケースをみかける場合、必ずと言っていいほど、代表がその大学で講師をしているとか、理事会メンバーに教授がいるとかです。
うちも偉い先生の知り合いができて、理事会メンバーに入ってくれて、一声かけて履修科目の一部の体験授業で参加して、現場を知ってくれたらいいのにと思います。

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